物価が安くてご飯が美味しいと人気の観光地クアラルンプール。よくテレビなどで「マレーシアの物価は日本の3分の1!」とか言われることがあります。本当にそうなのか、短期旅行から長期滞在まで役立つ、今のマレーシアの物価をご紹介します!
- マレーシア・クアラルンプールは人気の旅行先!
- マレーシアの物価は日本の3分の1って本当?
- レストラン
- 電車・バス・タクシーなどの交通機関
- ホテル
- SIMカード・インターネット
- 食料品
- 衣服
- 住居費
- 自動車
- マレーシアの物価は日本の何分の1?
- マレーシアにほぼ無料で行く方法!
- ホテルに無料宿泊できる最強カード!
マレーシア・クアラルンプールは人気の旅行先!
マレーシアのなかでも特にクアラルンプールは人気の旅行先、または人気の移住先となっています。
その人気の理由の第1位は、やはり物価が安いということです。他にもご飯が美味しいとか、自然災害がほとんど無いとか、比較的治安が良いなどたくさん良い点があります。
特に、短期旅行で来られる方の多くは、「とにかく物価が安くて最高!」とか、「世界各国の美味しい料理が安くで食べれて最高!」という声をよく聞きます。
でも、逆に長期滞在される方や、移住されている方にお聞きすると、「思ったほど物価が安く無い。日本と同じ」という声も良く聞きます。さてさて、物価が安い、高い、どっちなんでしょうか?
マレーシアの物価は日本の3分の1って本当?
皆さんもテレビなどで、マレーシアの物価は安い!日本の3分の1って聞いたことないですか?でも実は10年以上前から3分の1ってずっと言われている気がしますよね。
みなさんご存知のように日本は長い間デフレの期間があって、物価が上がるどころかここ20年間はほぼインフレ率0%前後を行ったり来たりという状態でした。つまり20年間ほぼ物価が変わっていないということです。
しかし、マレーシアはここ20年間のインフレ率は毎年2%以上で、今も毎年物価が上昇しています。20年前と比べると物価は約1.5倍になっています。現地の人も毎年物価が上がって困ると言っておられます。ですので日本とは大違いなのです。
日本は物価が変わらなくても、マレーシアの物価はどんどん上昇しているので、その差はどんどん縮まっているのが現状です。ですのでマレーシアの物価は日本の3分の1と言うのは、半分本当で半分間違いって感じでしょうかね。
では実際のマレーシアのいろんな物の物価を日本と比べたいと思います。短期旅行や長期滞在移住の際にも役立てていただければ嬉しいです。
レストラン
まずは、短期旅行でも長期滞在でも欠かせないレストランについてです。マレーシアに限らずですが、日本でも行くレストランによって値段はピンキリですよね。ファストフードなどの普段使いにできる安いお店と、ちょっと良いちゃんとしたレストランなどでだいぶ違ってきます。まずは、比較しやすいファストフードからです。
ファストフード
マレーシアには日本でも馴染みのあるファストフード店がたくさんあります。例えば、マクドナルド、ケンタッキー、スターバックス、サーティワンなどです。
その土地の物価を知る方法の1つに、ビックマック指数というものがあります。世界中どこにでもあるマクドナルドのビックマックの値段を比べると、とても分かりやすいということですね。
マクドナルドのビックマック
- 日本 380円
- マレーシア 8.5リンギット 約230円
日本の約半額に近いですね。やっぱりマレーシアは安いんですね。他にも比べてみると、、、
スターバックスのキャラメルマキアート グランデサイズ
- 日本 460円
- マレーシア 17リンギット 約460円
はい。実はスターバックスは日本とほとんど値段が変わらないんですね。これまで何カ国かでスターバックスに行ってみましたが、だいたいどこの国でも同じような値段でした。あまり現地の物価に合わせないんですね。強気です(笑)
ケンタッキーフライドチキン5ピース
- 日本 1230円
- マレーシア 21リンギット 約570円
ケンタッキーは日本の半額以下です!実はマレーシアではチキンの値段がとても安いんです。イスラム教はポークが食べれなくて、ヒンズー教はビーフが食べれません。それで、誰でも食べれるのがチキンということで、マレーシアではチキンが国民食みたいなもので、どこでも安く食べれるんですね。節約したければチキンを食べておけば間違いないです(笑)
で、ファストフードでおすすめなのは、実はバーガーキングです。日本ではあまり店舗数は多くありませんが、個人的にはマクドナルドより断然美味しく好きなんです。でも日本だと高いんですよね。でもマレーシアだと、
バーガーキングのワッパーセット
- 日本 840円
- マレーシア 13リンギット 約350円
かなり安いですよね。半額以下ですのでおすすめです!
ファストフードの物価を比べてみますと、全体的に確実に日本より安く、場合によっては半額以下になりますのでたいへんお得と言えます。
ローカルレストラン
続いてローカルレストランを比べてみたいと思います。マレーシアのローカルレストランは、チャイニーズ系のドライヌードル(汁無し麺)が人気で皆さん頻繁に食べておられます。あとはインド料理もすごく安いです。
比較対象の日本の場合のローカルレストランがあまり思い浮かばないんですが、うどんや丼物などがそれにあたるんでしょうかね?その辺で比較したいと思います。
日本
- うどん 500円前後
- 牛丼 500円前後
マレーシア
- チャイニーズ系ヌードル 8〜13リンギット 約220〜350円
- インド料理 2リンギット〜 約60円〜
やはりローカルレストランも全体的にマレーシアが安いですね。特にインド料理だとロティチャナイと呼ばれる薄いナンのようなパンにカレーを付けて食べる食べ物が約60円と激安なんです!基本的には朝食に食べるみたいなんですが、ランチとしても食べれます。ボリュームはそれほど無いので2,3枚食べても全然OKです。
上記のヌードルの価格はクアラルンプールでの価格ですので、地方に行けばもうちょっと安く食べれるみたいです。そうなるとかなり激安ですよね。
ただ、日本とマレーシアのいろんな物の物価の差を考えても、日本のレストランは安すぎると思います。吉野家などでは牛丼が300円台で食べられますので、マレーシアのローカルレストランとほとんど変わりませんからね。
ちょっと良いレストラン
ちょっと良いレストランでおすすめなのが、小籠包で世界的に有名なディンタイフォンです。数年前から日本にも進出していますよね。このディンタイフォンの小籠包がマレーシアではお得に食べれるんです。
ディンタイフォンの小籠包 6個
- 日本 819円
- マレーシア 13リンギット 約370円
小籠包は半額以下で食べられます!なのでマレーシアに旅行に来られる方の中ではディンタイフォンが大人気なんですよね。
あとは全般的に外国人が行きそうなレストランや、西洋風のレストランは若干値段が高めです。ランチセットで800円から1000円ちょっとなど、日本とそれほど変わらない料金になってきます。
あとレストランでのお酒ですが、日本と同じか日本より高い感じです。例えば、ビール中ジョッキで500円前後します。後でも解説しますがお酒は税金がとても高いのが理由です。
さらに高級レストランに関しましては、全然行かないので分かりません。すみません。日本よりは安いかも知れませんが、マレーシアでもセレブが行くようなレストランは高いものは高いと思います。
電車・バス・タクシーなどの交通機関
続いて旅行や生活に欠かせない交通機関の料金を比べてみたいと思います。
電車
日本の東京都営地下鉄
-
1駅乗車で180円
-
30分15km乗車で270円
これでも十分安いと思います。
ではクアラルンプールはどうでしょうか。クアラルンプールにはMRT・LRTといった電車が走っています。クアラルンプール中心街では地下を走り、その他は地上を走っています。料金は、
マレーシアのMRT・LRT
- 1駅乗車で1.5リンギット (約40円)
- 30分15km乗車で3.5リンギット (約95円)
これは安いですね!マレーシアの電車は日本に比べて3分の1から4分の1と言ったところで、激安で大変助かります。
バス
市内を走るバスを比較しますと、
- 東京都営バス 210円
- クアラルンプール 1リンギット 約30円
バスにいたっては、なんと日本の7分の1と言う激安ぶりです!バスも電車も乗り方はとても簡単で安くて快適です。
タクシー
タクシーも日本と比べればかなり安いです。マレーシアで一般のタクシーに乗車したことがないので、グラブタクシーというウーバーのようなタクシーで比べてみたいと思います。
日本のタクシー
-
初乗り 約500円
-
30分20km乗車すると約6000円
マレーシアのグラブタクシー
- 初乗り 5リンギット 約140円
- 30分20km乗車すると25リンギット 約700円
タクシーは日本の3分の1から8分の1といったところでやはりマレーシアが激安です。特にGrabタクシーはぼったくられる心配もなく、通常のタクシーより安くて綺麗なのでとってもおすすめすです。
交通機関を比べてみますと、全体的にマレーシアがかなり安いと言うことがわかります。交通機関の物価に関しては、本当に日本の3分の1かそれよりももっと安いと言う感じで、マレーシア激安です!
ホテル
実はマレーシアはホテル天国としても有名です。安いのは安宿だけでなく、世界展開のマリオットやリッツカールトンやヒルトンなどの高級ホテルに、世界でも最も安く宿泊できる場所として有名です。
安宿
マレーシアでは安宿に関してはアジアらしく数百円から千円台で宿泊することができます。
中級ホテル
クアラルンプール市内でも3000円から5000円も出せば、普通に綺麗で良いホテルに宿泊することができます。
高級ホテル
そしてなんと言ってもマレーシアでは高級ホテルに格安で宿泊することができます。格安と言ってもサービスは一応世界標準の一流ホテルですので何も問題ありません。むしろラウンジなどは、アメリカやヨーロッパ圏よりもよっぽど充実していて最高です。ある日の宿泊料金を比べてみました。
日本
- ザリッツカールトン東京 70000円
- シェラトン沖縄サンマリーナリゾート 33000円
- ヒルトン東京 23000円
マレーシア
-
ザリッツカールトンクアラルンプール 16000円
-
シェラトンペタリンジャヤ 10000円
- ヒルトンクアラルンプール 10000円
もちろん日によって宿泊料金は異なりますが、それでも日本の半額から、場合によっては4分の1ほどの価格で宿泊できそうです。これはホテル天国と言えますね!激安です!
クアラルンプールではいくつかのホテルに宿泊しましたが、ルメリディアン クアラルンプールはKLセントラル駅直結で超便利ですし、ご飯も美味しくオシャレでかなり気に入っています。
コスパを追求すればルネッサンス クアラルンプールですかね。
スポンサーリンク
SIMカード・インターネット
生活の必需品と言えるネット環境ですが、マレーシアでの料金はどんな感じでしょうか。
SIMカード 月5GBプランの場合
- 日本 格安SIM 約1500円
- マレーシア 30リンギッド (約800円)
スマホのインターネット接続料金はマレーシアは日本の約半額という結果です。とても安いですよね!ですので、旅行の時はキャリアのローミングや、レンタルWIFIルーターなどではなく、現地SIMカードを購入するのが一番安いです。しかも購入設定も簡単ですのでおすすめです。
続いては家のインターネットを比較してみたいと思います。光回線で使い放題で比較してみたいと思いますが、この料金もプランや住んでいる場所によって料金に大きな差がありますので参考程度です。
- 日本 約5000円
- マレーシア 約5000円
はい、実はマレーシアの家のインターネットはそんなに安く無いんです。もう少し安くで契約しておられる方もおられると思いますが、日本と比べて激安ということはありません。理由はちょっと分からないんですが、住んでいる場所によってはインターネットプロバイダを1社しか選べないこともあるので、価格競争があまり起きていないのかも知れません。
しかも、マレーシアでも日本のように2年縛りや違約金が発生しますので、よほど長期滞在が確定しているのでなければ、固定インターネット回線を契約せずSIMカードでやりくりした方がコスパが良さそうです。場合によっては、SIMフリーのWIFIルーターを購入して現地SIMカードを入れて、自宅にWIFI環境を作ることも可能です。
食料品
短期旅行者でもスーパーに行ってお菓子や飲み物などのちょっとした食料品を買うことはありますよね。長期滞在者だと食料品の物価は生活費に直結しますので気になるところです。さてスーパーなどでの食料品の物価はどんな感じでしょうか。日本人が利用しやすい綺麗目のスーパーでの物価です。
乳製品・米・水
- 牛乳 1L 9リンギット 約240円
- 卵 10個 7リンギット 約190円
-
米 1kg 10リンギット 約270円
- 水 500ml 1リンギット 約30円
肉
- 鶏肉 100g 1.5リンギット 約40円
- 牛肉 100g 6リンギット 約160円
野菜
- キャベツ 1玉 6リンギット 約160円
- ニンジン 1本 1リンギット 約30円
果物
- りんご 1個 3リンギット 約80円
- マンゴー 1個 10〜15リンギット 約270円から400円
- パパイヤ 大1個 10リンギット 約270円
- スイカ 中1玉 20リンギット 約540円
お酒
- ビール 1缶 350ml 5リンギット 約130円
- ワイン 1本 50リンギット 約1300円 (最安値)
お菓子
- ポテトチップス 1袋 5リンギット 約130円
マレーシアでは乳製品は全て輸入品なので高くなっています。全般的に日本より高いです。肉に関してはやはり国民食のチキンが安くそれ以外は日本と変わらない感じです。果物に関してはやはり南国のフルーツは日本より安いです。
お酒は税金が高いので全体的に日本と同じか高くなっています。アルコール度数が高くなると税金が高くなる仕組みですので、ビールよりワインやウイスキーやブランデーなどの方が税金が非常に高くなり、ビール以外のお酒は日本よりかなり高くなります。やはりイスラム圏ですのでお酒には厳しいです。
上記の価格は綺麗目のスーパーでの価格ですので、市場や個人商店に行けばもう少し安く買うことができます。ただ、マレーシアでは衛生基準が不安なので、あまりにも安い物を購入するのはあまりおすすめできません。と言っても、市場とかでも2,3割は安いかも知れませんが、めちゃくちゃ安いわけではありません。
衣服
マレーシアで衣服を買ったことがほとんどないので、あまりデータが無くて申し訳ありません。唯一購入したのが、、、
- Tシャツ 10リンギット 約270円
です(笑)激安なんですが、マレーシアでもこれは最低ラインの価格で、普通は500円から1000円くらいはすると思います。
ショッピングモールなどで見ていても、衣服の値段は日本とそれほど大きく変わらないかなという印象です。日本でも買おうと思えばTシャツなら激安セールで300円くらいで売っているかもしれませんし、普段でも安いものであれば1000円で売ってますもんね。
衣服以外でも同じですが、やはり海外メーカーのものは割高です。例えば、ナイキやアディダスやノースフェイスやラルフローレンなども売っていますが、日本で買うよりマレーシアで買う方が高いんじゃないかなというくらいです。ですので、わざわざマレーシアで衣服を買おうという気に全くなりません。
住居費
さて今度は中長期滞在の方に特に関係のある住居費です。この住居費に関しては日本でも同じですが、特に都会と地方との差が大きいです。この部分が物価の高い安いにかなり影響してくると思います。
クアラルンプールなどの都会では、日本人のほとんどはコンドミニアムと言われる、セキュリティ付きのマンションに住んでいます。マレーシアは比較的安全ですが、やはり都会では空き巣や強盗が多く、セキュリティのしっかりしているコンドミニアムでないと危険だからです。
家賃は場所や物件によってかなり差がありますので、ざっくりと比べてみたいと思います。
家賃
日本
- 単身者向き(1部屋 ) ワンルーム 5〜7万円
- 家族向き(3部屋)3LDK 10〜15万円
マレーシア
- 単身者向き(1部屋 ) スタジオルーム 4〜6万円
-
家族向き(3部屋)3ベッドルーム 5〜10万円
同じような間取りでも、やはりマレーシア の方がかなり安いと言うことが分かります。しかも同じような間取りでも部屋の大きさが日本とは全然違います。スタジオルームでも40㎡とか、3ベッドルームだと100㎡超えは当たり前といった広さです。ですので、単価で言いますとマレーシアは日本の半額以下、3分の1とかの家賃ということになります。単身者向けのそこそこのコンドミニアムですとそれほど激安ではない感じです。
また上記の比較はクアラルンプールの都市部の例です。ですので郊外や田舎に行けば家賃はかなり安く、安い所だと3ベッドルームでも1万円くらいであるとかも聞きます。しかし、日本から来てすぐにそういった所に住むのは少しハードルが高いかも知れません。
水道光熱費
日本
- 電気代 約20円/KWh
- 水道代 約200円/1㎥
マレーシア
-
電気代 約12円/KWh
-
水道代 約60円/1㎥
マレーシアの光熱費安いですね。電気代は約半額、水道代は3分の1以下ですね。マレーシアでも住む場所やコンドミニアムによって光熱費の単価は変わってきます。
自動車
マレーシアは車社会ですので、長期滞在や移住には必ず車が必要だと言われています。でもそれは半分本当で半分ウソといった感じです。
一昔前はそうでしたが、現在クアラルンプールではどんどん新しい電車が開通していて、車が無くても生活できる環境になっています。それでも、車があった方が便利なのは事実ですし、郊外では車は必需品と言えると思います。
では、車の購入価格や維持費は日本と比べてどうでしょうか。コンパクトカーを例に比べてみました。
車両本体価格
日本
-
ホンダ フィット (日本価格) 約160万円
マレーシア
- Perodua Myvi (マレーシア国産車) 45000リンギッド 約120万円
- Honda Jazz (日本のフィットと同じ) 75000リンギッド 約200万円
マレーシアでは日本車は外車ですので、もちろん日本で買うより高くなります。じゃあマレーシア国産車ならすごい安いかと言えば、そこまで安いわけではありません。上記の比較を見ていただいても、同じクラスの車だと日本車よりマレーシア国産車は2〜3割安いかなあという程度です。
マレーシアでの日本車価格はまだマシですが、欧州の車はかなり高そうです。先日、ショッピングモールでたまたまミニクーパーが展示されてて見たのですが、日本で300万円のミニクーパーが、マレーシアでは何と600万円もしてました!日本の2倍の価格です!いったい誰が買うんだろうと思いますが、マレーシアでもちょいちょい見かけます。
車の本体価格は日本で買うのとそれほど大きな差はありませんが、維持費はどうでしょうか?
自動車任意保険
まずは保険です。車種や割引等級によっても料金はかなり変わりますが、まあざっくり比べます。
- 日本 5〜10万円
- マレーシア 6000円
えっ?って思いますが、そうなんです、マレーシアでの任意保険料金は6000円ほどです。一般的に皆さんが入られている保険はこんなものです。
この価格差は物価以上に補償内容も関係してきます。マレーシアの任意保険でも、対人対物はカバーされますが、自分の車の搭乗者保険に関しては補償されません。ですので長期滞在の日本人などは追加の保険に入る方が多く、その追加の保険が数万円しますので結局はそこそこの保険代になるといった感じです。
ガソリン
- 日本 1リットル 約130〜140円
- マレーシア 1リットル 約2リンギッド 約60円
マレーシアはガソリン代は激安です。日本の半額以下ですね。そして日本と違うところは、マレーシアでは政府がガソリンの値段を決めていてどのスタンドで入れても同じ価格となっていますので、安いところを探す必要がなくとても便利です。
スポンサーリンク
マレーシアの物価は日本の何分の1?
いろんな分野の物価を比べてきましたが、全体的に日本よりマレーシアの物価の方が安いということがわかります。安い物では確かに日本の3分の1以下のものもたくさんあります。
逆に日本より高いものは、輸入品全般ですね。アメリカや欧州の車、海外ブランドやメーカー品、乳製品などは全体的に日本より高いといった感じです。
ですので、どの部分を見るかで日本とそれほど物価が変わらないと思うか、激安と思うかが違ってきますね。あと、短期滞在が長期滞在か、どこに住むかにも大きく変わってきます。まとめると、、、
短期旅行者の物価感
短期旅行者が利用するのは、ホテル・レストラン・公共交通機関が主だと思います。これらはどれも日本より激安ですのでマレーシアは安い!最高!ってなると思います。マレーシアへの旅行者の感想と一致しますね。
長期滞在者・移住者の物価感
長期滞在となってくると少し状況が異なります。都会に住めばそこそこ家賃が高いですし、食料品も日本とそれほど変わりません。お酒は日本より高いです。車を持てばそれほど安くはないですし、日本車を含む外車に乗ろうとすればかなり割高です。
ですので、クアラルンプール近郊に住んでいる人の感覚としては、日本より物価は安いが思ったほどではない、場合によっては日本と同じくらい生活費がかかるなという印象になると思います。実際、クアラルンプール近郊に住んでおられる方はそんな感想ですね。テレビなどで言っている「マレーシアの物価は日本の3分の1!」というのを信じて移住してしまうと大誤算になると思います。
ただ、クアラルンプール近郊を離れ、郊外や田舎に行けば話は変わってきます。郊外や田舎であれば日本の物価の3分の1を感じることができ、マレーシア激安!最高!となると思います。そのあたりであれば、年金生活者も悠々自適の生活が送れると思います。
マレーシアにほぼ無料で行く方法!
それはマイルで行く方法です。実はマイルは簡単に貯まります。ポイントサイトでポイントを貯めてそれをマイルに交換すると、年間20万マイル以上比較的簡単に貯まります。これならほぼ無料で世界中どこでも行けちゃいます。詳しくは下記の記事をご覧ください。
ホテルに無料宿泊できる最強カード!
この記事でご紹介したルメリディアンクアラルンプールには、SPGアメックスで貯めたポイントで無料宿泊しました。しかもSPGアメックスを持っているだけで、マリオット・SPG・リッツの上級会員になり、部屋のアップグレードやレイトチェックアウトの特典を無料で受けられます。もはや手放せません。