マレーシアのクアラルンプール国際空港では早朝でも簡単に安くプリペイドSIMカードを購入することができます。レンタルWIFIや携帯の海外ローミングより断然安く快適です。またプリペイドSIMのアプリを入れると残数やチャージの管理が便利になりますのでそのあたりも解説します。
クアラルンプール国際空港でのプリペイドSIMカード購入方法 (早朝でもOK)
マレーシアのクアラルンプール国際空港では各社のプリペイドSIMを簡単に入手できます。イミグレの手前に携帯電話各社のブースがずらりと並んでいますので、すぐに見つけることができます。
もし、プリペイドSIMを購入する前にイミグレを抜けてしまっても大丈夫です。荷物を受け取って制限エリアを出たところにも、携帯電話会社のブースがありますので購入可能です。
営業時間は不明なんですが、ANAで早朝の6時に到着した時はすでに営業していましたので、飛行機が発着している時間帯は営業しているのかも知れませんね。
購入方法
購入したい携帯会社のブースに行き、プリペイドSIMをくださいと言います。例えば「Prepaid sim please.」で通じます。
次に、どの容量のSIMを購入するか決めます。一覧表があればそれを見て決めるのが簡単ですね。でもよく分からない場合や、一覧表がない場合ですと店員さんに何日滞在するか、ネットはどれほど必要か、通話はするかなど聞かれます。
例えば、ホテルのWIFIなどが使えて、それほどたくさんネットしなくても大丈夫な場合は、「1 week, only internet, cheapest one please.」とか言えば、1週間利用可能で一番安いSIMを教えてくれます。不安な場合は必要な情報をメモにして渡しても大丈夫です。
あとマレーシアのSIMで注意する点は、インターネット10GB使えると宣伝していても、そのうち6GBはSNSや動画のみ利用できて、インターネット検索などに利用できるのは4GBだけという場合があります。やたら安いのに10GB使えるとか宣伝しているのは、たいていそう言った感じです。この部分は英語で聞くのが難しければスルーでも大丈夫です。
英語でやり取りをするのは少し不安かも知れませんが、マレーシアは片言の英語で十分通用します。むしろ、ちゃんとした文にして丁寧に話すより、単語の羅列の方が通じる場合が多いです(笑)公用語が英語と言っても、ローカルの人も英語が苦手な人は大勢いますので(笑)
設定方法
簡単です。スマホを店員に渡せば設定をしてくれます。以上です(笑)まあ、設定と言っても特にiphoneであれば何もせずSIMを入れるだけで利用できます。Androidは試したことが無いので分かりません、すみません。
注意点は、もし日本で格安SIMなどを利用していて、プロファイルをインストールしている場合はそのままでは現地SIMを正常に利用できない可能性がありますので、事前にプロファイルをアンインストールしておきましょう。HOTLINKの場合はプロファイルがあってもネットは繋がりましたが、テザリングは利用できませんでした。プロファイルをアンインストールすると、テザリング利用できました。
プロファイルの確認方法ですが、iphoneの場合ですと、「設定」「一般」の中にもし「プロファイル」の項目があればインストールされているということです。
あとは当然のことですが、SIMフリーのスマホでないと海外SIMは利用できませんのでご注意ください。
おすすめSIMカードは?
① HOTLINK (maxis)
おすすめ第一位は、HOTLINK (maxis)です。ちょっとややこしいのですが、maxisというのが携帯会社の名前で、HOTLINKというのがプリペイドSIMの名前らしいです。まあどっちでも通じます。
おすすめの理由は、HOTLINKは日本で言えばドコモのような存在で、一番安定感があるからです。わたしは普段HOTLINKとDigiを使っているのですが、安定しているのはやはりHOTLINKです。デメリットをあげるとすれば、他社より若干高いかなという感じです。と言っても100円とか200円の差ですので、短期の旅行の場合は安定している会社を選んだら良いかなと思います。
一応プランの写真も載せておきます。ちなみに店員に「1週間利用で一番安いのちょうだい」って言ったら、1週間でインターネット2GBで30リンギット(約810円)と案内されました。じゅうぶん安いですよね。レンタルWIFIやローミングより格安です。
② Digi
おすすめ第2位はDigiです。日本で言えばソフトバンクやauと言った位置付けかと思います。HOTLINKより若干安い印象です
ただ、HOTLINKに比べると電波が弱いというかエリアが狭く、入りにくいところも時々あります。まあそれでもクアラルンプールの中心街なら全く問題ありません。少し郊外に行くのであればHOTLINKの方が安定感がありおすすめです。
③④⑤ celcomとUmobileとTuneTalk
第3位から5位ですが、celcomとUmobileとTuneTalkです。雑な紹介で申し訳ありません(笑)実際に使ったことがないのと、自分のまわりでもあまり使っている人がいないので、使い勝手は良くわからないんです。特にこれを使いたいという理由がなければ、HOTLINKかDigiで良いと思います。
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プリペイドSIMカードの管理はアプリが便利!
プリペイドSIMのインターネットの残数を調べたり、追加でチャージしたりするのにアプリが非常に便利です。購入する携帯会社を決めておいて、事前に日本でアプリをダウンロードしておくと良いですね。
今回はiphoneでのHOTLINKアプリの利用方法を解説します。だいたいどの携帯会社のアプリも利用方法は同じです。
まずは「HOTLINK」のアプリをダウンロードしインストールします。
次にアプリを起動します。
SIMカードが入っていれば、ログインなど必要なく「Get Started」をタップすればすぐにアプリが利用できる状態になります。
ホーム画面の基本情報
ホーム画面で重要なところは、下の2つドルのマークの「BALANCE 」と、ネットのマークの「INTERNET」 の部分です。
「BARANCE」は、プリペイドにチャージしている残金のことです。ちなみにマレーシアではチャージすることをトップアップと言います。「BARANCE」の右側に「TOP UP」とあるのがそれです。もしインターネットを使い切った場合は、まずトップアップをしてお金をチャージして、そこからインターネットを必要な分だけ購入するという流れになります。
「INTERNET」は利用可能インターネットの残量です。注意点は、この残量は高速インターネットだけでなく、SNSや動画にだけ利用可能なGBも含めている場合があるということです。詳しくは「 INTERNET」のことろをタップするとさらに詳しい内訳情報を知ることができます。
トップアップ(チャージ)の方法
トップアップの方法はいくつかあって、コンビニなどで購入してPINナンバーをアプリで入力する方法や、クレジットカードで直接トップアップする方法があります。
クレジットカードが簡単で便利そうですが、クレジットカードでトップアップするにはまずmaxis payというものに個人情報などを登録する必要があります。自分はパスポートなどの個人情報を登録したくなかったので、コンビニでトップアップを購入することにしました。
マレーシアにはどこにでもセブンイレブンがありますし、「myNEWS.com」というコンビニもたくさんあります。
コンビニ以外でも、下の写真のように「HOTLINK」のロゴがあるところでトップアップを購入できます。
購入方法ですが、例えば10リンギット必要な場合は、レジに行って「Top Up please. HOTLINK 10リンギット」と言えばOKです。お金を払うとレシートをくれます。
ちなみにHOTLINKのトップアップの購入単位は、5,10,30,60,100リンギットで、これは各社微妙に違います。もし15リンギットトップアップしたい場合は、5リンギットと10リンギットを購入する必要があるということです。
レシートの「PIN #」の16桁の数字が必要になります。
アプリを開き、「BALANCE」の右横のプラスマークの「TOP UP」をタップします。
一番上の「Top Up Ticket」をタップします。
先ほどのレシートの16桁の番号を入力します。
入力したら「Apply」をタップすると、トップアップ完了です。
インターネット追加購入方法
最初にプリペイドSIMを購入した時に2GBなどインターネット利用できますが、それを使い切った場合は追加でインターネットを購入する必要があります。
ホーム画面から「INTERNET」の右横のプラスマーク「BUY」をタップします。
次に上の方にある「Passes」か「Others」をタップします。
必要な分だけインターネットを購入します。使いやすいのは有効期限1週間「WEEKLY PASS」の1.5GB RM10(リンギット)あたりでしょうか。
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まとめ
マレーシアは簡単にプリペイドSIMを安く購入できます。専用アプリなどを使えば、インターネットの残量管理や、トップアップの簡単にできるのでとっても便利です。
レンタルWIFIや高額なローミングよりかなりお得にネットを利用できますので、是非挑戦してみてくださいね。
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