せっかく安い航空券を見つけたり、無料の特典航空券で発券できても、燃油サーチャージが高いと結局なかなかの出費になりますよね。さらに発券後に燃油サーチャージが安くなって悔しい思いをすることもあります。そんな時に差額分を返金してもらう裏ワザをご紹介します!
- 燃油サーチャージとは?
- どの時点の燃油サーチャージの料金が適用されるの?
- 燃油サーチャージを少しでも安くする方法
- 航空券購入後に燃油サーチャージが変更になった場合は?
- 旅程を変更せず差額分を返金してもらう裏ワザ!
- ANAマイルを大量に貯める方法!
- マイルとホテルの最強カード!
燃油サーチャージとは?
燃料の価格高騰に伴い、燃油代として航空運賃とは別に徴収されるようになった料金です。この燃油サーチャージは他にも、燃油特別付加運賃、燃料油価格変動調整金、燃料加算金、燃料課徴金、燃料サーチャージ、フエルサーチャージなどと呼ばれています。
JALのホームページには次のように説明されています。
航空燃油(シンガポールケロシン)の各日のスポット価格の2カ月平均に、同じ2カ月の為替レート平均で円換算した価格によって適用額を確定し、2カ月間固定いたします。
額改定を行う場合には、関係国政府に認可申請いたします。なお、2カ月間の平均燃油価格が1バレル当たり6,000円を下回った場合は、「燃油特別付加運賃」を適用いたしません。
現在多くの航空会社では、年6回、2か月おきに燃油サーチャージの料金を改定しています。JALの料金改定時期は以下の表の通りです。(基本的にはANAも同じです)
そして料金は、燃油の平均価格により変動します。JALの燃油サーチャージの片道料金は次のようになっています。(基本的にはANAも同じです)
燃油の平均価格が6000円以下であれば0円、最大では片道17500円も徴収されるということになっています。ですので、どのゾーンの料金が適用されるかで何万円も変わってきますので、非常に大きな差ですよね。
どの時点の燃油サーチャージの料金が適用されるの?
燃油サーチャージは航空券を購入した時の料金が適用されます。実際に飛行機に乗る時の料金ではありません。ですので、いつ航空券を購入するかによって燃油サーチャージの料金が異なるということです。できれば安い時に購入して少しでも出費を抑えたいものですよね。
燃油サーチャージを少しでも安くする方法
ではどうすれば燃油サーチャージを少しでも安くすることができるんでしょうか?それは、燃油サーチャージの動向を見て航空券を購入する時期を調整すれば、少しでも安くすることができます。現在の燃油サーチャージの料金や、次の期間にはどうなるかの予想料金はネットで調べればすぐに見つけることができます。
わたしがいつも参考にしているのはこのサイトです。
燃油サーチャージの安い時に航空券を購入しましょう、と言うのは簡単なんですが、実際はなかなか難しかったりします。例えばこんな理由があります。
- 今すぐ購入すると安いけど休みの予定が分からない
- 来月まで待てば安くなるけど残席が無くなりそう
- そもそも直前なので今購入するしかない
今すぐ購入すれば安いと分かっていても、まだ会社などの休みが決まらず購入できないとか、逆に来月まで待てばサーチャージが下がりそうだけど、航空券が売り切れそうで待ってられないといった場合があります。
ですので、サーチャージが安い時期を逃してしまったり、仕方がなく高い時期に購入して、あとから下がって悔しい思いをすると言うことがどうしても起こります。
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航空券購入後に燃油サーチャージが変更になった場合は?
では実際に航空券を購入した後に、燃油サーチャージが高くなったり安くなったりと変更になった場合はどうなるんでしょうか? JALホームページには次のように説明されています。(基本的にはANAも同じです)
1、航空券を変更しない場合
差額調整は行いません。
2、航空券を変更する場合
・未使用の航空券を変更する場合
既にいただいている額と航空券の変更を行う日に適用される額の差額調整を行います。 (差額調整は全ての旅程が対象となります。)
・一部使用済みの航空券を変更する場合
差額調整は行いません。
基本的には、航空券購入後に燃油サーチャージが変更になっても、差額調整はしないということです。返金も追加料金も無いということです。
でもこの規定には例外があります。未使用の航空券を変更する場合は、変更する時点での燃油サーチャージが適用され、差額調整が行われるということです。つまり、
- サーチャージが安くなった → 変更した方がお得
- サーチャージが高くなった → なるべく変更しない
と言うことになります。
でもですね、そうするにはいつくか問題があります。
まずは予約変更手数料との兼ね合いです。もし予約変更手数料の方が燃油サーチャージの差額返金分より高ければ、変更しても損してしまいますので注意が必要です。
この点、有償での航空券の場合はたいていは変更手数料がかかるので難しいかもしれませんが、特典航空券なら目的地などが変わらない変更はウェブなら手数料無料ですので、何回でも変更することができます!燃油が下がったら変更、そしてまたさらに下がったら変更すれば、燃油サーチャージの差額分を何度でも取り戻せます!
でも、もう一つ問題があります。ちょうど予定を変更する必要があれば良いですが、普通は一旦航空券を購入した後は変更したく無いですよね。でも、予定を変更したく無い時でも、なるべく予定を変更せず差額分を取り戻す方法があります!
旅程を変更せず差額分を返金してもらう裏ワザ!
ポイントは、先ほどの燃油サーチャージの規定の次の部分になります。
航空券を変更しない場合
差額調整は行いません。
2、航空券を変更する場合
・未使用の航空券を変更する場合
既にいただいている額と航空券の変更を行う日に適用される額の差額調整を行います。 (差額調整は全ての旅程が対象となります。)
・一部使用済みの航空券を変更する場合
差額調整は行いません。
「差額調整は全ての旅程が対象となります」とあります。つまり言い換えると、航空券の一部のフライトでも変更すれば、全てのフライトの燃油サーチャージの差額調整が発生するということです。
ですので、航空券の全てのフライトを変更する必要はなく、なるべく影響の少ないフライト1つだけを変更すれば、全てのフライト分の燃油サーチャージの差額を取り戻せるということです。
そこで役立つのが次の裏ワザですが、例えば次のようにします。
- 羽田ニューヨーク便を成田ニューヨークに変更
これであればほとんど予定を変更することなく、燃油サーチャージの差額分を取り戻すことができます!でも国際線の特典航空券の場合ですと、なかなか空席が無くて変更できない場合もあります。そんな時は、
- 外国での国内線乗り継ぎ便の時間帯を変更する
という方法もあります。もし海外での乗り継ぎ便、例えば外国の国内線部分やヨーロッパ内での短い路線であれば、比較的空席が多い場合があるので、そちらで変更をしてみても良いかもしれません。
さらに地方在住者であれば、もっと簡単に変更できるかも知れません。例えば、関西在住で東京経由で海外に行く場合です。
- 伊丹羽田便を関空羽田便に変更
- 伊丹羽田便を1つ早い時間のフライトに変更
これらの方法でも旅程にほとんど影響なく変更できますので、比較的簡単に差額分を取り戻せます。
でも、もっと良い方法もあります。それは、、、
- 一旦フライトを変更し、再度もともと予約していたフライトに変更
例えば、1つ前のフライトに変更して、再度もともとの時間のフライトに変更すると言った感じです。
この方法なら全く旅程を変更することなく、安くなった燃油サーチャージの差額分を取り戻すことができます!この方法はやはり空席が多いフライトでないと難しいですので、空席と便数の多い国内線部分や、外国の国内線の乗り継ぎ部分なら比較的簡単に変更できると思います。
この一手間をかけるだけで、もしかすると数千円、家族ですと数万円差額分が返ってくるとなると、とってもお得ですよね!もちろん空席が無ければ変更することができませんが、一度は試してみる価値があるかと思います。
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