
ちょうど北海道を旅行中に2018年9月6日 未明に起きた北海道地震を経験しました。ちょうどその日が帰宅日だったので、予定していたフライトが欠航になり変更・振替手続きが大変でしたので、経験談をシェアしたいと思います
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地震などの自然災害が発生した時には、まずは身の安全の確保が大切です。でもその後、旅行者の場合は帰宅する交通手段の確保や、様々な予約の変更手続きをする必要がありますよね。
その中でも交通手段の確保が重要で難しいです。皆んなが一斉に被災地から離れようとしますので、ただでさえ欠航になって便数が減っているフライトに大勢の人が予約変更をしようとするからです。
しかも今回は予約変更が難しい条件がいくつも重なっていました。
- 新千歳空港閉鎖で全便欠航・再開の目処不明
- 6名の予約変更が必要
- 車椅子や高齢者がいたので別便で別れるのが困難
- 有償航空券と他社特典航空券が混ざっていた
考えただけでもゾッとする内容でした。でも結論から言えば比較的簡単にフライトの予約変更・振替ができるということです。
事前対策
欠航をいち早く知るためメールアドレスの登録

まずは情報収集が第一ですので、欠航などのフライトが変更になった時にすぐに連絡してくれるメールアドレスなどを登録しておくことが不可欠です。特に空港閉鎖などで全便欠航の場合は翌日以降のフライトへの変更が殺到して、すぐに何日も先まで満席になるので、初動の速さが全ての明暗を分けます。
そして悪天候や災害が見込まれる時には、常にフライトの運行状況をウェブサイトでチェックするのも大切です。
通信手段の確保

フライトの予約変更や振替をしたりするのに、携帯電話やスマートフォンが必要になります。その時困るのが、今回は北海道全域で停電だったので、スマホのバッテリーが無くなりそうになり困りました。思いつく対策をピックアップしました。
- 旅行には予備バッテリーを持参
- 節電モードにする
- 数人いる時は必要な人以外はスマホの電源を切る(安否連絡後)
- レンタカーがあれば車で充電する
とにかくスマホが無ければ、フライトの予約変更ができなかったので、通信手段の確保は必要です。
フライトの変更・振替手続き方法
電話しない
まず真っ先に思いつくのは航空会社に電話してフライトの予約変更をすることです。でもこれは良い方法ではありません。なぜなら、災害時には多くの人が航空会社に電話するため、何時間も繋がらないからです。そうしている間にも、どんどん振替便の空席が無くなっていきます。
この点で今回少し失敗しました。なぜなら今回の予約非常に複雑で有償航空券や他社特典航空券が混ざっていますし、介助が必要な者もいましたので、電話するしか方法が無いと思ったのです。
そして朝一に電話したにもかかわらず、ANAにつながるまで2時間かかりました。その間にも翌日以降のフライトはどんどん満席になっていったと思います。
もちろん災害でネットがダウンしているなら電話するしかありませんが。
空港に行かない
これは状況にもよると思います。どんなに苦労しても良いので、少しでも早く帰宅したいという方は空港に行って変更手続きやキャンセル待ちをしても良いと思います。しかしデメリットも多数あります。
- 確実に搭乗できる保証は無い
- 空港はカオスで大混乱
- 長時間待つ必要
- 空港での食料確保は困難
- ホテルを一旦チェックアウトする必要がある
- 最悪空港の床で夜を過ごすことも
1人旅なら良いかも知れませんが、家族連れ、特に小さな子どもや高齢者がいる場合はリスクが高すぎます。
一旦ホテルをチェックアウトすれば、もう一度ホテルを確保するのは難しい場合があります。今回も被災地では新規の予約を受け付けていないホテルが大半でした。でも現在宿泊している宿泊客に対しては、フライトの目処が立つまで無料で滞在させてくださったので、高齢者もベッドで休めて本当に助かりました。
もちろん、電話もネットもダウンしている場合は空港へ直接行くしか方法が無いかも知れません。
ウェブサイトで変更手続き

もしネットが使用できるのであれば、ウェブサイトで変更・振替手続きをするのが一番早いです。例えば、変更手続きをしようとしてANAに電話すると、保留中にウェブサイトでの手続きを勧めるよう案内をされます。
ウェブサイトでの振替手続きはいたって簡単です。例えばANAですと…

「振替手続きへ」をクリックして進むと、あとは通常のフライト予約のように空席を探して予約するだけです。災害などでの欠航時は、もちろん変更手数料はかかりません。もし払い戻しする場合も、手数料はかかりませんので助かります。
とは言っても、ウェブサイトからであってもフライトの変更や振替は、空席が無ければできません。特に地震などの災害時で全便欠航した場合は、翌日以降のフライトに皆が殺到するからです。実際わたしも、最初チェックした時は1週間くらい先まで満席か、もしくは空いていてもせいぜい1,2席で6席同時に確保できる訳もなく、ちょっと絶望していました。
そんな時、フライトの変更をなるべく早く確実にするコツや裏ワザがあります。
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確実に変更・予約するコツと裏ワザ
新規でフライトを予約して後から振替する
この方法は特に次のような時に有効です。
- 予約が複数に分かれている時
- 購入方法が異なる時
- 他社マイルでの特典航空券の時
わたしの場合がまさにこれでした。予約が別々だったのでウェブサイトでは同時に6人分の予約変更ができず、別々で変更していては同じ便に乗れない可能性大です。それで、電話して一括で変更をかけてもらうしかないと思っていたのですが、別の方法がありました。
その方法というのが、まず全員分のフライトを新規で予約してしまうということです。元の予約が別々であろうが、他社マイルの特典航空券だろうが関係ありません。フライトの予約さえできれば、あとはゆっくり電話して振り替えてもらうだけです。
この方法ですと、欠航が分かった時点ですぐに行動できますし、家族が別々の便になることもありません。そしてこの方法の凄いところは、欠航になる前から振替便を予約できることです。
欠航になる前から振替便を予約する
普通はフライトの欠航が決まってから、予約画面を開いて振り替えの予約をすると思います。でも、新規の予約であれば、振替便の手続きが可能になる前から、振替便を予約できるということです。
例えば、台風などで欠航になりそうな時や、地震が起きた後まだフライトの欠航が決まっていない時に、念のため飛びそうなフライトの予約をしておいて、実際欠航が決まったら、予約しておいた便への振り替え手続きをしてもらうということです。
そうすることで、確実に振替便を予約できる確率がかなり高まります。フライトの振り替えはスピードが大切ですから。
振替便のさらに振替便も予約する
新規予約の応用ですが、無事に振替便を予約できてもその便も無事に飛べる保証はありません。特に空港が閉鎖していて、いつ再開するか分からない場合なとです。
そんな時は、振替便も欠航してしまった場合を想定して、その翌日などの便にさらに予約を入れておいて、いざ振替便が欠航したらその予約しておいた便に振替してもらえます。
フライトの予約というのは、1人につき一つと決まっているわけではなく、予約と同時に購入しなければならない訳ではないので、この方法が使える訳です。
でも、この方法は悪用してはいけません。あくまでも非常時に最低限確保するだけにした方が良いと思います。1人でいくつものフライトを予約すると、他の人が予約できなくなるからです。
それでやむを得ず複数のフライトを予約したのであれば、搭乗の目処が立った時点で、他の予約は速やかにキャンセルして、なるべく迷惑にならないようにする必要があります。
それでもどうしても予約が取れない場合はどうしたら良いでしょうか?
諦めずフライトの空き状況をこまめにチェックする
最後の手段は空き状況をこまめにチェックするです。
わたしもこの方法で、奇跡的にフライト6人分を同時に取れました。最初は何日も後まで満席で全く予約できる気配がなかったのですが、こまめにチェックしていると空席状況が刻々と変化したんです。
きっと災害時はフライトをキャンセルしたり、さらに後の日に変更する人が大勢いると思います。ですので、満席でも諦めずチェックしていると空きが出るという訳です。
奇跡的に6人分だけ空いたので速攻で予約すると、その後はまたずっと前後の便も含め満席になっていました。
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まとめ
災害時にフライトが欠航した場合の変更・振替の方法や裏ワザを紹介しました。
- 通信環境の確保と情報収集
- 変更はウェブサイトでする
- 新規での予約からでも振替可能
- 諦めず空席をチェックする