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SPGアメックスのご継続ボーナスの無料宿泊特典が発表!改善?改悪?

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SPGとマリオットの統合に伴い、SPGアメックスを更新した場合のご継続ボーナスの無料宿泊特典の内容が発表されました。改善か改悪か内容を見てみたいと思います。

 

 

 

 

 

特典改定日は2018年8月18日

当初、特典改定日は8月1日からと発表されていましたが、先日もマリオットから新プログラムの開始が8月18日からと発表されたことに合わせ、SPGアメックスの特典変更も8月18日からと正式に発表されました。

 

 

ご継続ボーナスの無料宿泊特典の変更内容

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これまでの無料宿泊特典は、SPGプログラム参加ホテルのカテゴリー 1〜6のホテルの1泊無料宿泊でした。

これが新プログラムでは、SPG/マリオットリワード参加ホテルの中で、交換レート1泊50,000ポイントまでのホテルに1泊無料宿泊できることになりました。

 

そして注意事項ですが、

※無料宿泊特典は、1泊のみご利用いただけます。50,000ポイントを分割してのご利用は承れません。

 

となっています。

 

① ポイントベースに変更

大きな変更は、無料宿泊券がカテゴリーベースからポイントベースになったということです。

新プログラムでは無料宿泊時の必要ポイントが、スタンダード、オフピーク、ピークでポイント数が異なります。以下のリストを参照ください。

 

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新プログラムでの無料宿泊特典が、50,000ポイント以下のホテルに宿泊可能ということは、スタンダード時にはカテゴリー6まで、オフピーク時だとカテゴリー7まで、ピーク時だとカテゴリー5までのホテルに宿泊できるということになります。

これは宿泊する時期をうまく考えれば、カテゴリー7のホテルにも無料宿泊できますので、ポイントベースになったことでこれまでより宿泊時期をうまく考える必要があるということですね。

 

新プログラムでのホテル毎の必要ポイント数はこちらから検索できます。

 

② 利用ホテル数の増加

これまではSPGプログラム参加ホテルのみでしたので、マリオットとの統合後は純粋に参加ホテルが増えますので、この点では改善と言えますね。

例えば日本国内では、SPGプログラム参加ホテルのみですと21軒ですが、統合後は42軒になります。世界中ですと現在の1500軒以上から統合後は6500軒以上になりますので、大幅に選択肢が増えることになります。

 

③ 宿泊できるホテルのランク

現在の無料宿泊特典で宿泊可能な国内のカテゴリー 1〜6のほとんどのホテルは、新しい特典の50,000ポイントで宿泊できそうです。

 

例えば、日本国内のSPG系列のカテゴリー 6のホテルは以下の4つのホテルです。

 

  • シェラトン沖縄サンマリーナリゾート
  • シェラトン グランデ トーキョーベイ ホテル
  • ウェスティンホテル 東京
  • ウェスティン ルスツリゾート

 

そして、新特典ではスタンダード時ではウェスティン ルスツリゾートのみ60000ポイントで宿泊不可ですが、オフピーク時ですと上記の全てのホテルに宿泊可能になります。ただオフピーク時ですと宿泊できる期間が限られますので、もし宿泊する予定があれば今のうちに予約してしまった方が得策ですね。

 

海外のホテルを見てみますと、現在カテゴリー 6のホテルが、新プログラムで必要ポイントがスタンダードで60000ポイント以上になってしまうホテルも多そうです。ですので、現在のカテゴリー 6のホテルに、新特典の無料宿泊券50000ポイントで宿泊しようとするとオフピークで予約する必要があり、現在より予約を取りにくくなりそうです。

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まとめ

新しいご継続ボーナスの無料宿泊特典は、ポイントベースに変更になりました。

それにより、ホテルによってはスタンダード時ではポイントが足りず、オフピーク時を狙って予約を取る必要がありますので、現在より宿泊時期を良く考えて予約する必要があります。

統合でホテルの選択肢が大幅に増えるのは良いですが、無料宿泊券で今予約できるホテルが今後できなくなる可能性があり、全体的には若干改悪かなという印象です。

 

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