マリオットの現トラベルパッケージの7泊分無料宿泊券の今後の扱い方がとても気になっています。現時点での分かっている事と今後の扱い方について思うところを書きたいと思います。
マリオットのトラベルパッケージについては、プラチナハンターさんが大変詳しく解説してくださっていて、いつも読ませていただいています。
プラチナハンターさんも言及しておられますが、現在のトラベルパッケージの無料宿泊券について分かっていることは以下の通りです。
- 既に確定されている予約に関しては統合後も保証される
- 確定されていない無料宿泊券の取り扱いについては未定
新プログラムでのトラベルパッケージの改悪は既に決まっていますので、もし宿泊したいホテルが決まっているのなら、統合前に予約し確定してしまうのが確実にお得だということです。
そこで問題になるのは、確定されていない、つまり予約していない7泊無料宿泊券の扱いがどうなるかということです。わたしも未使用の7泊無料宿泊券を持っていますので、とても気になるところです。
で、プラチナハンターさんの予想しておられる、
「カテゴリーを1段階(場合によっては2段階)下げた7泊無料宿泊券の維持」か
「ポイントベース宿泊券への強制転換」になるのではないかと思います。
その中でも個人的には「ポイントベース宿泊券への強制転換」になるのでは、なって欲しい(笑)と思っています。
その根拠ですが、マリオットの「よくあるご質問 – Marriott Members 」の中にこんな質疑応答があります。
マリオットリワードまたはザ・リッツ・カールトン・リワードのクレジットカードで獲得した無料宿泊サーティフィケートがあります。これは8月以降SPGのホテルで使用可能ですか (またはその逆は可能ですか)?ご到着日が2018年8月以降でも、2018年8月までは現行の規約に基づいて既存の無料宿泊サーティフィケートでご予約いただけます。 8月より、未交換のサーティフィケートはすべて、カテゴリーベースから統合された新しい特典交換表に示されたポイントベースの値に更新され、新しいサーティフィケートに表示されたポイント値を上限としてリワードまたはSPGホテルでの滞在に使用できます。
この質問は、クレジットカードで獲得した無料宿泊サーティフィケートについての質問ですので、トラベルパッケージで獲得した無料宿泊券とは全く同じ扱いになるとは限りません。
でも、トラベルパッケージで獲得した無料宿泊券も無料宿泊サーティフィケートですし、「未交換のサーティフィケートはすべて、カテゴリーベースから統合された新しい特典交換表に示されたポイントベースの値に更新される」というのは、あながち間違ってないんじゃないかなと思ったりします。
仮にそうであれば、問題は何ポイントになるかということです。それによって大きく違ってくるんですよね。 中には、現トラベルパッケージのカテゴリー1〜5の無料宿泊券は、45,000ポイントのポイントベースの値に更新されるのではと予想しておられる方もいます。
その根拠は、予約済みの7泊無料宿泊券が、45,000ポイントのサーティフィケートとして表示されているということだったと思います。
もし45,000ポイントであれば、新プログラムではカテゴリー1のホテルにしか7泊できないということになります。(カテゴリー1のスタンダードは7,500ポイント、4泊すれば1泊無料になるので、6泊分の45,000ポイントで7泊できる)
でも、プラチナハンターさんも指摘されているように、45,000ポイントはちょっと考え難いのではと思います。そう思いたいです(笑)
これもちょっとした自分なりの根拠があります。それは…
マリオットは良心的
それは、これまでのマリオットの対応は良心的だと感じるからです。例えば、マリオットのサイトには新プログラムスタートに向けて、こんなアドバイスが載せられています。
これから8月17日まで: お得なご予約。
現在の交換レートと8月18日に開始される新しいフリーナイトアワードチャートをご確認ください。ポイントを最も有利に交換するために、無料宿泊のご予約を変更前か変更後のどちらになさるかをお決めください。
顧客が損をしないように、もし新プログラムで宿泊したいホテルの必要ポイント上がってしまうなら、今のうちに予約してくださいねとアドバイスしてくれています。逆に、新プログラムで必要ポイントが下がるのであれば、変更後に予約してねと言ってくれています。
また、オペレーターさんと話をしていても、とても親切だなと感じました。例えば、宿泊が確定していなくても、とりあえず予約しておいて権利を確定しておくことや、予定が合わなければキャンセルすれば良いことなど提案してくださいました。
このようにマリオットは顧客に損をさせないように、良心的に対応してくれていると感じています。ですので45,000ポイントベースのサーティフィケートにはしないのではと思います。もしそうなれば、顧客にとっては大損ですし、クレームも殺到し、顧客満足度も下がるかと思います。
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勝手な予想と期待
上記の点から良心的なマリオットさんは、現トラベルパッケージのカテゴリー1〜5の無料宿泊券は、150,000ポイントベースの無料宿泊サーティフィケートになるのではと勝手に予想し期待します(笑)
150,000ポイントというのは、新プログラムでカテゴリー4のホテルに7泊宿泊できるポイントになります。現トラベルパッケージに合わせてカテゴリー5でない理由は、多くのマリオット系列のホテルで新プログラムではカテゴリーが1段階引き下げされているからです。
そしてさらに、ポイントベースの無料宿泊ですので、カテゴリー6のホテルに3泊やカテゴリー7のホテルに2泊などといった使い方ができれば最高です。そうすれば、ロイヤルハワイアンかシェラトンワイキキに宿泊しようと、捕らぬ狸の皮算用をしています(笑)